〈感想〉文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦
文豪ストレイドッグス(文スト)は、最近やっとハマったコンテンツなのです。もちろん知ってはいたんだけどね、私はいつもいつも、流行に乗りおくれるのです。たぶん文ストがはやったその頃は、何か別のものにハマっていたと思われる…。
最近、「カードキャプターさくら」の新装版が出ているので、これは新品の状態で買わないといけないと思い本屋に行き、角川コーナーを見ていたら、これを発見。
......え、綾辻行人!?
京極夏彦!?
辻村深月もいる!?
なんで昔の文豪じゃなくて現役の作家さんが!?
と思い、衝動買い。一夜で読んだ。いや~買ってよかった(^○^)!
文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦
作者:朝霧カフカ
ネタバレしすぎない程度の感想にしようと思っておりますが、ご興味がない方はスルー 願います。
ではスタート!!
綾辻さんや京極さんの本が好きな人には、ライトすぎる小説です。重厚で密度濃いものをお求めの方には、軽すぎると思われ…。たまに専門っぽい箇所もでてくるけど、軽く飛ばしてもストーリーは追っていけると思う。
あ~あとね、正直な話、「あ~、なんかこの人が最終的な犯人なんだろうな…」というのが、その人が登場したあたりでなぜか読めてしまいました。
だって…、(ネタバレ!念のため反転しています。)不自然だもん…、常に革手袋をしているのもだし、この人の独白みたいのがちょいちょいあって、なんか怪しい雰囲気漂わせていたもん…。でもまさか、この人が技師本人だとは思わなかった…。手に何かあるとは思っていたけど…。
あと…、(若干ネタバレ?)「綾辻」さんの相棒が「辻村」さんなのも、名前に縁があっていいなっと思っていたら、まさかオチにそんな話があるなんて…。そんなんで良かったのかな、京極さん。
あとね、「久保」、「匣」、「憑き物落とし」という言葉が出てくるたびに、にやにやしてしまったのは、私だけではないはず。綾辻さんより、京極さんファンです。
あとねあとね!小説よりも、表紙・挿絵イラストがぐっときました。特に京極さん!渋いね!いいね!
文豪をキャラクター(しかもイケメン)化して、彼らの特徴や作品名が必殺技になるなんて……中二病感満載で大好き★
さてさて文ストですが、なんだかハマってしまいそうな予感です。ハマるのは本当に遅すぎるんだけどね。うたプリとかにも今になってハマっているし。
私ホントにマイペース~♪